daichi-kamada(C)Getty Images

ラツィオMF鎌田大地に伊紙「彼がキーマンであることはピッチが物語っている」

MF鎌田大地が所属するラツィオについて、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が9日、特集記事を組んで来シーズンへ向けたチーム構想を分析した。

今年3月に指揮官がマウリツィオ・サッリからイゴール・トゥードルへと交代して改革が行われているラツィオ。イタリア紙は「未来のラツィオとトゥードルのリスト」との見出しでスポットライトを当て、鎌田らの中盤の動向に目を向けた。

ラツィオの中盤は「予測できないことが多いポジション」であると指摘。その一つとして鎌田の去就を挙げた。ただ「契約延長へ前向きだ」と綴り、今シーズン終了後に満了を迎える1年契約の更新の可能性に言及した。

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そのうえで、鎌田がトゥードルのラツィオ指揮官就任後、出番が激増し、印象的なパフォーマンスを示していることも踏まえ、「カマダが彼(トゥードル)にとってキーマンであることはピッチが物語っている」との見解を示している。さらに同僚のマティアス・ベシーノと併せて「未来のプランに適したMFモデルだ」と、今後のクロアチア人指揮下での活躍に太鼓判を押した。

一方、ラツィオのMFのうち、ダニーロ・カタルディやニコロ・ロヴェッラは「異なるプロフィール」であると指摘し、「サッリのレジスタだったが、指揮官の交代で最も不利となった選手」との見方を示している。またサッリ指揮下から鎌田とポジション争いをしてきたマテオ・ゲンドゥージについては「フランス人が残留したとしても問題ではない」などと主張した。

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