アトレティック・クルブを率いるエルネスト・バルベルデ監督が、インテル・マイアミFWリオネル・メッシについて語った。『Relevo』が伝えている。
2017年から2020年にかけてバルセロナを率い、当時在籍していたメッシらスター選手らを指導したバルベルデ監督。当時、クラブの象徴的な指導する際に複雑な状況があったかと問われると、「ノー」と返答し、以下のように続けた。
「結局のところ、ああいったクラブに行くのであれば誰と一緒に仕事をするのかを考えておくと楽になる。誰がどんな存在なのかは確かに頭に入れておかなければならない。メッシがすべてを与えてくれる選手であることはみんなが分かっている」
また、バルベルデ監督はバルセロナにとってのメッシを、NBAのレジェンドであるマイケル・ジョーダン氏が全盛期を過ごしたシカゴ・ブルズ時代に例え、チームの中でも非常に大きな責任を負う存在だと指摘。指揮官がやる気を引き出すまでもない立ち位置にあったと主張している。
同指揮官はさらに、「結局、彼ら（メッシとマイケル・ジョーダン）はリーダシップを発揮することができる選手なんだ。他とは違う」と口にした。
バルセロナ指揮当時、ラ・リーガタイトルを2度獲得したものの、スター選手たちに対して求心力を発揮できていない可能性があると報じられていたバルベルデ監督。しかし、当人が語るところでは決して悪い関係ではなかったようだ。