レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、長期間離脱していたエデル・ミリトンが出場可能なまでに回復したことを認めた。『ESPN』が伝えた。
ミリトンはラ・リーガ開幕節となったアスレティック・ビルバオ戦で先発出場。しかし、後半早々の50分に左ひざを負傷してアントニオ・リュディガーと交代することになった。検査を受けた結果、左ひざの前十字靭帯断裂と診断。長期離脱を余儀なくされていた。
長きに渡ってピッチから離れていたアンチェロッティ監督だが、土曜日に行われた会見でついにミリトンが復帰できる状態まで戻ってきたことを明かした。
「ミリトンが明日復帰することは、最も重要なニュースだ。彼は使えるし、トレーニングもしている。フットボールをプレーする必要があるため、100％ではないのは明らかだが、負傷の後でも問題ない…。我々にとってはとても良いニュースだ」
一方、ミリトンの負傷という難しい状況に陥ったものの、レアル・マドリーはここまでリーグ最少失点を堅持するなど、素晴らしい成績を残している。そのためアンチェロッティ監督は、「試合ごとに（ミリアンを）見ていくしかない。（ビルバオ戦では）彼に何分かプレーさせることができるだろうし、9日まで彼のコンディションを改善する時間がある。膝は問題ない。ただ、サッカーが足りないだけだ。再び大きなピッチで、チームメイトとプレーすることに慣れるためにね」と状態を見極めていく必要があると説いている。
4月9日に行われるチャンピオンズリーグ準々決勝のマンチェスター・シティ戦では「（リュディガーとミリトンの組み合わせは）あり得るかもしれないし、あり得ないかもしれない」と語ったアンチェロッティ監督。いずれにしても、ミリトンの復帰はチームにとって大きなプラスになりそうだ。