レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、ジュード・ベリンガムを世界最高の選手であると評した。『ESPN』が伝えた。
現在20歳のベリンガムは、ユース時代を過ごしたバーミンガム・シティでプロキャリアをスタートさせると、2020年にはドルトムントへ移籍。そこで圧倒的なパフォーマンスを残し、イングランド代表ではユーロ2020の準優勝やカタールワールドカップでのベスト8入りに貢献した。
迎えた今季はレアル・マドリーへ移籍。多くの注目や期待を集めた中、今季ここまで全てのコンペティションを含めて17ゴールを奪取する見事な活躍を見せている。そんなベリンガムには、「The CIES Football Observatory」が世界サッカー界で最も価値のある選手として評価。移籍可能な場合の推定希望価格を2億6,750万ユーロ（約）と発表したほどだ。
レアル・マドリーを指揮するアンチェロッティ監督は、「（ベリンガムは）とてもうまくやっている」とここまでのパフォーマンスを評価。また、クラブで存在感を放つベリンガムが現在世界最高の選手なのかと問われると、こう答えた。
「今シーズンの前半戦、彼はよくやっていた。私たちのクラブや新しい文化、言語に適応しなければならなかったことを考えれば、彼はとてもよくやっている。我々にとって、彼がベストであることは明らかだ」
そんなベリンガムを擁するレアル・マドリーは週末、コパ・デル・レイでアランディーナと対戦。アンチェロッティ監督は「我々は王者だ」とし、「このコンペティションは昨年、私たちに多くの幸福を与えてくれた。（出場しない選手は）3人だけだ。他の選手は遠征に出るし、全員がプレーする可能性がある」とベリンガムの出場の可能性を示唆している。