バルセロナのスポーツディレクターを務めるデコ氏は、インテル・マイアミのリオネル・メッシがバルセロナでお別れ試合を行うだろうと語っている。
2021年8月、クラブの財政危機のためにメッシがフリーエージェントとしてバルセロナを去って以降、アルゼンチンの偉大な選手を称える記念試合の話が常に持ち上がっている。
そんな中、バルセロナのスポーツディレクターを務めるデコ氏は『Lance』の取材に対し、「彼（メッシ）は間違いなくバルセロナでお別れの試合をするだろうが、それがいつになるかはわからない」と主張。その上で、「メッシはクラブの歴史上、最も偉大なアイドルであり続けるだろう。クラブには（ヨハン・）クライフやロナウドといった偉大なアイドルがいたが、彼はおそらくすべての中で最も偉大だ」とメッシを称賛した。
インテル・マイアミのオーナーであるホルヘ・マス氏は今月初め、メッシがファンに別れを告げるためにバルセロナで試合をすることに前向きだと語っており、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長もカタルーニャ・ラジオに対し、メッシのお別れ試合は新スタジアムのオープンと同時に行われるのがふさわしいと主張。二人の言葉を踏まえても、バルセロナで開催される可能性は高まっていると言えるだろう。
一方で、デコ氏は「彼はプレーしているし、もっと何年もプレーしてほしい。なぜなら、サッカーが好きな人、彼が好きな人は、彼の幸せな姿を見て喜ぶだろうからね」と語り、さらにキャリアを続けてもらいたい思いも語っている。
