なでしこジャパン主将・熊谷紗希がローマから英2部へ電撃移籍！「スタートするのが待ちきれません」

ローマの日本女子代表（なでしこジャパン）DF熊谷紗希が　ウィメンズ・チャンピオンシップ（イングランド女子2部）のロンドン・シティ・ライオネスへ移籍することが発表された。

現在34歳の熊谷は、常盤木学園高校を経て2009年に浦和レッドダイヤモンズ・レディース（現：三菱重工浦和レッズレディース）に入団。その後はフランクフルト、リヨン、バイエルンと欧州の名門を渡り歩き、2023年6月にローマへと加入。リヨンでは7度のリーグ優勝と5度の女子チャンピオンズリーグ（WCL）制覇を経験し、ローマでもリーグ優勝を達成していた。

そんな中、熊谷は英2部で2位につけているロンドン・シティ・ライオネスへの電撃移籍が決定。ベテランの熊谷はキャリアで初めてイングランドでプレーすることが決まり、「このチームの一員になれて幸せだし、スタジアムでスタートするのが待ちきれません」とコメントした。

フットボール・ディレクターのロナルド・トムソン氏も「このようなエキサイティングで才能ある選手を迎えることができて嬉しく思う。彼女は我々のチームにとって大きな戦力となるだろう」とコメントした。

なお、熊谷はなでしこジャパンでは国際Aマッチ通算157試合に出場。昨年11月に中田英寿氏以来となる日本人2人目の『ゴールデンフット賞』を受賞していた。