ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地イギリスでもすでにプレミアリーグ屈指の選手として評価されているようだ。
昨シーズンからブライトンに合流し、ロベルト・デ・ゼルビ監督の下で飛躍を遂げた三笘。プレミアリーグ挑戦1年目ながら33試合7ゴール6アシストを記録し、クラブ史上初のヨーロッパリーグ（EL）出場権獲得に大きく貢献した。
すると今季はさらに凄みを増し、開幕5試合で1ゴール3アシスト。8月の月間最優秀選手賞にノミネートされると、ウォルヴァーハンプトン戦(4-1)のゴールが同月の最優秀ゴールに輝いている。
日本人初の栄誉を手にし、数々の称賛を集める三笘だが、すでにプレミアリーグ屈指の選手として現地では評価されている模様。『GOAL』グローバルのジェームズ・ウェストウッド記者は、2023-24シーズンのプレミアリーグ最優秀選手を予想するランキングの中で、日本代表ウインガーをアジア人選手最高位となる13位に選出している。
「プレミアリーグデビューシーズンで、左ウイングとして輝かしいパフォーマンスを発揮。ブライトンの6位躍進とEL出場権獲得に大きなインパクトを与えた。そして今季も夏の休暇の影響を感じさせず、開幕5試合で4ゴールに関与。ブライトンを上位争いに導いている」
「三笘の躍動を見るのは、単純に楽しいものだ。卓越したドリブルでディフェンスを翻弄し、それがもたらす結果で失望することはほとんどない。デ・ゼルビはこの日本代表を『世界最高のウインガーの1人』と評価していたが、彼はたしかにその期待に応えている」
なお今回のランキングで首位に立ったのは、開幕5試合で7ゴール1アシストを記録したマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランド。またアジア人選手では、トッテナムFWソン・フンミンも15位に選出されている。