イングランド代表FWハリー・ケインは、バイエルン・ミュンヘンと個人合意に達したようだ。
トッテナムで435試合出場してクラブ歴代最多280ゴールを奪うなど、エースとして長年活躍してきたケイン。しかし、現行契約が残り1年となっていることやタイトル獲得を熱望することなどから、今夏の移籍の噂が浮上していた。そして、かねてより伝えられていたバイエルンへの移籍が迫っているようだ。
『The Athletic』によると、ケインはバイエルンと4年契約で合意したという。トッテナムのアンジェ・ポステコグルー新監督の下で快適に過ごし、一時は残留に傾いているとも伝えられていたが、最終的に新たな挑戦を選択したようだ。現在はメディカルチェックや移籍完了のため、トッテナム側からのゴーサインを待っていると伝えられている。
なお同メディアは10日、トッテナム側もバイエルンから届いた移籍金1億ユーロ（約159億円）以上のオファーを受け入れたと伝えている。長らく進展がなかったものの、来夏フリーでの放出を避けるため、今夏の売却を決断した模様。30歳のイングランド代表FWは、ブンデスリーガ11連覇中のドイツ絶対王者への移籍が決定的となったようだ。