ユヴェントスに所属するセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチが、アル・ナスルから舞い込んだオファーを拒否したと、イタリアメディア『スカイスポーツ』が27日、伝えている。
2022年1月にユヴェントスに加入して4シーズン目を送るヴラホヴィッチ。だがチアゴ・モッタ新体制でフィジカルトラブルに悩まされるなどして思うような成績が残せずにいる。ユーヴェは今冬、シーズン終了までの期限付きでパリ・サンジェルマンからランダル・コロ・ムアニを獲得し、前線の編成に変化が生じているが、そんな中、ユーヴェFWには、ステファノ・ピオリが指揮を執るアル・ナスルからオファーが舞い込んだ。
クリスティアーノ・ロナウドやマルセロ・ブロゾヴィッチらを擁する中東のクラブは、重要な年俸を提示してセルビア代表FWの獲得を狙ったとみられるが、ヴラホヴィッチは、オファーを検討することなく、断りを入れたと伝えられている。
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またユーヴェは今冬、マンチェスター・シティとアンドレア・カンビアーゾの売却を巡って交渉を行っているが、まだ正式オファーは届いておらず、チャンピオンズリーグのリーグフェーズ最終戦後となる可能性がある。このほかニコロ・ファジョーリやドウグラス・ルイスの期限付き移籍が囁かれているが、ユーヴェは重要な選手の放出を行わない限り、補強は、ユーヴェのレベルにふさわしい選手に限って、レンタルでのDFの獲得を模索する見通しと見られている。今後の動向は注目されるところだ。