セリエAは28日に第24節が行われ、ユヴェントスはトリノとのダービーマッチに臨んだ。
直近公式戦6試合で5勝1分け無敗と再び調子を取り戻し、勝ち点を32まで伸ばしているユヴェントス。着々と上位陣との差を詰める中、1ポイント差のトリノとの重要なダービーを迎えた。絶好調ディ・マリアやヴラホヴィッチらが先発し、ポグバもベンチに戻ってきている。
試合はダービーらしくいきなり動く。2分にCKからカラモーがネットを揺らし、最初のチャンスをものにしたアウェイのトリノが先制する。いきなりビハインドを背負ったユヴェントスは、16分にコスティッチの折り返しをクアドラードがボレーで叩き込んで同点に。43分にはサナブリアに再び勝ち越し弾を許したが、その直後にCKからダニーロがヘッドを叩き込んでまたも同点に。両者が2点ずつを取り合い、前半を折り返す。
後半はユヴェントスが押し込む中、57分にはCKからヴラホヴィッチは際どいヘッド。なかなか勝ち越し点を奪えない中、68分に2枚替え。負傷の影響で長期離脱が続いていたポグバが、ついに今季初出場を果たした。スタンドからは大きな歓声が上がった。さらにキエーザも投入し、勝利を目指す。
すると71分、ショートCKから古巣対戦となったブレーメルがヘッドを叩き込み、ユヴェントスがついに勝ち越しに成功。さらに80分、またもセットプレーからラビオがネットを揺らし、リードを2点に広げる。このままリードを守りきり、ユヴェントスが4-2でトリノとのダービーを制した。
この結果、ユヴェントスはリーグ戦4連勝を達成。勝ち点を35まで伸ばし、4位ラツィオと10ポイント差の7位となっている。