ユヴェントスは、ウェールズ代表MFアーロン・ラムジーと契約解消に至ったことを発表した。
アーセナルに11年間にわたって在籍したラムジーだが、クラブと契約延長せずに2019年夏に退団。そして、セリエAの強豪ユヴェントスと2023年夏までの4年契約を締結し、イタリアでの挑戦を開始した。
しかし、アーセナル時代と同様に負傷やコンディション不良に悩まされ、在籍した3シーズンでの公式戦出場数は69試合に留まった。週給47.5万ポンド（約6600万円）とされる高額なサラリーが支払われる中、当初の期待に応えられない状況が続いていた。さらに昨シーズン後半は、プレー時間を求めてレンジャーズにレンタルされている。
そして今夏のプレシーズンの遠征メンバーからも外れ、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の構想に入ることは厳しいと予想されていた中、ユヴェントスは26日に『Twitter』で「アーロン・ラムジーのユヴェントスとの契約は、双方の合意により解消された」と発表した。
なおユヴェントスからの退団が決まり、無所属になったラムジーは、11月にウェールズ代表としてのワールドカップ出場を目指すものの、現時点で新天地は決まっていない。
