なでしこジャパン(女子日本代表)は21日、AFC女子アジアカップ決勝戦で女子オーストラリア代表と対戦した。
2018年大会以来、2大会ぶり3度目のアジア女王の座を目指すなでしこジャパン(FIFAランキング:6位)。ここまで5試合全勝、28ゴール1失点と素晴らしい成績で決勝まで勝ち上がると、21日に開催国オーストラリア(FIFAランキング:15位)との決勝戦に挑んだ。ニールセン監督は、主将・長谷川唯や熊谷紗希、長野風花ら主力選手を先発で起用している。
ホームの大歓声を浴びるオーストラリアに対し、なでしこジャパンは立ち上がりにやや押し込まれたが、徐々にボールを落ち着かせていく。すると17分、大きな先制ゴールが生まれた。ボックス手前で受けた浜野まいかが反転から意表を突いて右足を振り抜くと、きれいな弾道のシュートがサイドネットに突き刺さった。なでしこジャパンがリードを奪うことに成功する。
先制したなでしこジャパンだが、その後は前方向へ圧力を高めるオーストラリアに押し込まれる展開に。35分には自陣ボックス付近でGK山下杏也加のパスが相手に引っかかったが、フォードのシュートが枠を捕らえずに事なきを得た。43分には速攻からチャンスを作ったが、走り込んだ北川ひかるのダイレクトボレーはGKの正面へ。前半は1点リードで折り返す。
なでしこジャパンは後半頭もオーストラリアに押し込まれる時間が続く。それでも53分、北川ひかるのクロスに植木理子が頭で合わせて際どいシュートを放つと、56分にも植木理子に決定機を迎えた。さらに57分、植木理子に代えて松窪真心を投入して追加点を奪いに行く。
試合はさらに激しさを増していくと、なでしこジャパンはボール保持を許す中でピンチを作られるものの、体を張った守備で失点までは許さない。ボックス内の侵入を何度も許したが、守備陣の奮闘で耐える時間が続いた。
ニールセン監督は83分、長谷川唯らを下げて5バックに変更。守備的にシフトし、1点を守りに行く。85分にはボックス内で立て続けにシュートを許したが、必死のブロックで弾き返した。89分のピンチもGK山下杏也加が防いでいる。
諦めないオーストラリアに押し込まれ続けたなでしこジャパンだったが、最後まで失点は許さず。1点のリードを守りきり、1-0でオーストラリアを撃破。2大会ぶり3度目の優勝を飾っている。

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