アヤックスのオランダ代表FWステーフェン・ベルフワインがサウジアラビアのアル・イテハドへ完全移籍することが発表された。
ベルフワインは2022年7月にトッテナムから加入。3125万ユーロ（約50億8000万円）でアヤックスへと移籍し、エールディビジ史上最も高額な移籍金に。アヤックスでは2年間で80試合29ゴール・12アシストを記録する活躍を見せていた。
アヤックスとの契約を2027年まで残していたが、アル・イテハドへの移籍が決定。アヤックスは2100万ユーロ（約34億1000万円）の移籍金が支払われたと明らかにしている。クラブのテクニカルディレクターは「これでクラブは、短期的に望ましい後任を獲得するために必要な資金的余裕を得ることができる。私たちは、昨シーズンのキャプテンが残りのキャリアで多くの成功を収めることを祈っている」とコメントした。
また、移籍が決まったベルフワインは『ESPN』で「アヤックスを離れる必要はないといつも言っていた。新しいスタッフには新鮮な空気を感じる。でも、時には自分自身のことも考えないといけない。これは僕にとって大きなステップだし、本当の冒険だよ。サウジアラビアにはいい選手がたくさん行くから、強い競争になる。これは誰にとってもいいことだ」と意気込みを語っている。