イプスウィッチ・タウンは、マンチェスター・シティからカルヴィン・フィリップスを期限付きで獲得したことを発表した。
2022年夏にリーズ・ユナイテッドからマンチェスター・Cに加入したフィリップス。イングランド代表としてもプレーしていた同選手だが、ジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を勝ち取れず、ベンチを温める日々が続く。さらに、今冬からは半年間にわたってウェストハム・ユナイテッドに期限付きで加入したが、良いところなく今夏に古巣に帰還していた。
そんなフィリップスには今夏の移籍市場でマンチェスター・Cから離れる可能性が浮上。22年ぶりにプレミアリーグの舞台に帰ってきたイプスウィッチが同選手の獲得に関心を寄せていることが判明。交渉も順調に進み、プレミアリーグ開幕を前にして両クラブ間で合意に至ったと伝えられてきた。
そして16日、イプスウィッチはフィリップを獲得したことを発表。期限付き移籍期間は来夏までの1年間となっており、同選手は8番のユニフォームを着用することになる。また、17日のリーグ初戦のリヴァプール戦からプレー可能なようだ。
イプスウィッチに加入することの決まったフィリップスは、クラブの公式ウェブサイトで「これは僕が何週間にもわたって待っていた日だ。僕はここに居られて幸せだ。監督や選手たちと良い会話ができたし、ここにいられること、このチームの一員になり、監督の望むプレースタイルでプレーすることを楽しみにしている」と話し、以下に続けた。
「キーラン・マッケナとマーク・アシュトンとの会話は本当に良く、僕は昨年彼らのシーズンを追っていた。だから、このクラブの戦いをよく知っているし、僕がその一部になることのできる最高の物語だ。できる限りたくさんの試合でプレーしたいし、再びフットボールを楽しみ、プレミアリーグでチームができる限り勝利するのを助けたい」