インテルは1日、フランス代表FWマルクス・テュラムを獲得したことを発表した。契約期間は5年とみられている。
ギャンガンで台頭して2019年にボルシア・メンヒェングラッドバッハに移籍したテュラムは、2022-23シーズンにリーグ・アンの30試合で13ゴール6アシストを記録し、昨年末にはフランス代表としてワールドカップにも出場。2022-23シーズン限りでボルシアMGとの契約が満了し、フリーになっていた。
フランスのレジェンドである元DFリリアン・テュラム氏が父親でもある25歳のテュラムに関してはリーグ・アン王者のパリ・サンジェルマン（PSG）やミランからの関心が伝えられていたが、インテルへの加入が決定。移籍市場に精通するジャンルカ・ディマルツィオ氏によると、インテルは年俸500万～550万ユーロ（約7億9000万～約8億7000万円）でテュラムと合意したとのことだ。
インテルは2022-23シーズンのセリエAで3位フィニッシュ。チャンピオンズリーグでも決勝に進出した中、来季に向けた強化として移籍金なしのフリーでフランス代表のアタッカーを確保することに成功している。