インテル・マイアミのハビエル・マスチェラーノ監督はセルヒオ・ブスケツの引退発表はチームにモチベーションを与えるとした。
元スペイン代表MFブスケツは26日に今季限りで引退することを発表。インテル・マイアミとの契約を更新しないとし、マスチェラーノはブスケツと交わした会話を明かしている。
「彼は昨日私に話した。ここ数週間、そのことについて考えていたそうだ。彼はまだ私たちが彼のプレーを楽しめるレベルにあるので、残念だ。あの瞬間を経験した友人として、私たちにできるのは彼を支え、思いを共有することだけだ。ブシは自分の決断に完全に納得している」
マスチェラーノはブスケツのサッカーの知性を称賛し、ピッチの外で彼の将来について推測さえした。
「ブシはコーチになる予定だ。いつ、どのように、どこでコーチになるかは彼次第。故郷に戻るかマイアミに残るかについては、まだ話していない」
インテル・マイアミのコーチはまた、世界で最も堅固な中盤の一つを形成したバルセロナでの共演時代を懐かしんだ。
「あの頃の懐かしさは格別だよ。彼と8シーズン近くを共に過ごせた幸運に恵まれた。同じポジションでプレーするために加入したが、彼が先発であることは常に分かっていた。若い頃は、彼にとても助けられた。バルセロナでの経験は唯一無二で忘れられないものだった。私たち全員のキャリアに、大きな影響を与えた」
マチェラーノは、ブスケツの発表が今後数週間でMLSカップを狙うチームにとって励みとなることを期待している。
「ブシが最高の形でキャリアを終えられるよう、これがさらなるモチベーションになれば嬉しい。このチームは挑戦を糧に成長する。勝者と競争心に満ちたチームだ」