ドイツ代表のユルゲン・クロップ監督は、極右政党「AfD」の批判を一蹴している。
2大会連続のグループステージ敗退を経て迎えた今夏のワールドカップでも、ラウンド32で敗退したドイツ代表。すると今夏、2024年夏から現場を離れていたクロップ監督を招聘し、新体制がスタートした。初陣のオランダ戦は1-1のドロー、続くギリシャ戦は0-1で敗れたが、1日のセルビア戦には2-0で勝利し、新体制で初の白星を挙げている。
しかし、近年ドイツで支持を拡大する極右政党「AfD」の複数の政治家は、現ドイツ代表について「非白人選手が多すぎる」と批判。副党首であるケイ・ゴットシャルク氏はギリシャ戦後、1990年ワールドカップの西ドイツ代表と現ドイツ代表の写真を並べた画像をシェアし、「性格的特徴、特定の美徳、そしてチームスピリットとは、何世紀にもわたって育まれ、共有された歴史的経験によって形成される文化的価値観だ」と投稿していた。
「AfD」はこれまで何度も同様の批判を行ってきたが、クロップ監督は今回の活動のメンバーを発表する記者会見で「8300万人の1人」と書かれたキャップを着用し、さらに「間違った人々から愛国心を取り戻したい」と語るなど、一貫して結束を訴えてきた。
そしてギリシャ戦後の「AfD」の批判について会見で問われると、以下のように一蹴している。
「そうした人々に耳を傾ける理由はまったくない。この件について、私の考えを述べるつもりもないよ。日々の生活の中で、くだらないことに割く時間はほとんどない。SNS上でのことならなおさらだね」
なおドイツ代表は、4日にUEFAネーションズリーグでギリシャと再戦する。



