ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は今夏のEUROに向けて、メンバーの編成を大きく変えることはないようだ。2-1で逆転勝利を収めたオランダ戦後に示唆している。
昨年11月のトルコとオーストリアとの親善試合は連敗に終わったドイツ。ナーゲルスマン監督は今月のインターナショナルウィークに臨むメンバーとしてMFトニ・クロースを呼び戻すほか、6名を初招集するなど大幅入れ替えを実施。そして、ドイツはフランスとオランダ相手に好パフォーマンスを見せ勝利を収めた。
ナーゲルスマン監督はオランダ戦後、「チームが上手く機能したことを嬉しく思う」と手応えを口に。今夏の自国開催のEUROに向けて「残念ながら1～2人がケガすることはあり得る。何人かは今の勢いを失うかもしれない。だが、みんな夏も健康の状態のままであれば10人入れ替えることは絶対にないし、5人もないだろう。1～2人程度になるかもしれないね」と大会に臨むメンバー23名は概ね確定していることをほのめかした。
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また、同監督は「ほかの選手たちへのメッセージは、滑り込むためにはフルスロットルで頑張らなければならないということ」とも強調。「結局、彼らは今ここにいる誰よりも上手くやらなければならない。それは当然だろう」と続けた。
ドイツ紙『ビルト』はこのコメントを受け、「ゴレツカ＆ドルトムントのスターたちにバッドニュース」と題した記事を掲載。ドイツ代表でレギュラーだったバイエルン・ミュンヘンMFレオン・ゴレツカやDFマッツ・フンメルスやニコ・シュロッターベック、ニクラス・ジューレ、MFユリアン・ブラントらボルシア・ドルトムント勢が選外となる可能性を高いとした。
