Kylian-Mbappe(C)GettyImages

フランス大統領、エンバペのパリ五輪出場を移籍噂のレアル・マドリーに要請「プレーできるようにすることを期待している」

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、今年のパリ五輪にキリアン・エンバペが出場することを望んでいると明かした。

エンバペは今夏のフリーでの退団が濃厚とみられてきた中、10日に自身のSNSで「みんなに話したいことがある。時が来れば話すと常に言ってきた。だから今、みんなに伝えたい。今季がパリ・サンジェルマンでの僕のラストイヤーになる。(契約を)延長しない。日曜にはパルク・デ・プランスでのラストゲームが待っている」と報告し、パリ・サンジェルパンからの退団を表明。その後、レアル・マドリードへの移籍が噂されている。

マクロン大統領は先月、「ヨーロッパのクラブは、私たちが素晴らしいショーを見ることができるよう、(エンバペを)試合に出場させる必要があると思う」と発言。エンバペをパリ五輪に出場させることを望んでいた。

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そんな中、今回、自身のXアカウントのビデオで「私はレアル・マドリーがキリアン(エンバペ)を五輪のフランス代表チームでプレーできるようにすることを期待している以外、特にコメントすることはない」と発言し、改めてエンバペをパリ五輪に出場させたい思いを述べている。

エンバペは3月のインターナショナルマッチウィークに行われたドイツ戦を前にした記者会見で、五輪でプレーしたいと語ったが、”それは自分次第ではない”と付け加えていた。今回の大統領の発言で、状況が変わることがあるだろうか。

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