3発大暴れのキエーザ「ファンにこのゴールを捧げたい」移籍話は最終節の後に決着へ

【欧州・海外サッカーニュース】セリエAのボローニャ戦でハットトリックを決めたフィオレンティーナFWキエーザが、喜びのコメントを口にした。

現地時間29日に行われたセリエA第37節、フィオレンティーナvsボローニャは4－0で決着した。この試合で48分、54分、89分にゴールを決めたフェデリコ・キエーザが試合後、『Sky Sports Italia』にトリプレッタ（1試合3得点）の喜びを語った。

「僕を信頼し、多くのチャンスをくれたミステル（ジュゼッペ・イアキーニ）に感謝したい。僕はどこでもプレーできると彼に伝えたんだけど、ミステルは自分の良さを引き出してくれたと思っている。彼がここに来てからずっと良好な関係を築いているよ」

そしてキエーザは自身の移籍話についても、皮肉を交えながら口にしている。

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「今夜のトリプレッタはヴィオラサポーターに捧げたい。一部メディアは、まるで僕がフィレンツェで満足していないかのような論調で記事を欠いている。あら探しばかりしてね」

フィオレンティーナはこれでセリエA10位に浮上。キエーザは8月2日に控えている最終節SPAL戦に向けて意気込みを示した。

次の試合

「まずはSPALとの戦いに集中する。自分としてもまずはチームを少しでも良い順位に導くことが先決だ。そのうえでチームの首脳陣と話し合う必要があるだろう。ただ、僕はクラブ側と良好な関係を築いているし、きっと良い方向に転じると思っている」

2022年までフィオレンティーナと契約を残しているキエーザ。果たして今夏の移籍市場で新天地を求めるのか、それともフィレンツェに留まるのか、セリエA終了後に決着となる見通しの模様だ。