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InfantinoGetty Images

現FIFA会長、本来なら来年の会長選挙の出馬資格なし?識者「どう考えても規定と整合しない」

来年のFIFA会長選挙へ立候補している現職のジャンニ・インファンティーノ会長だが、本来であれば出馬資格がないようだ。

一連の不祥事を受けて前年に辞任したブラッター氏の後任として、2016年からFIFA会長を務めているインファンティーノ会長。2019年と2023年の選挙では対立候補がおらず再選を果たしており、今年4月には2027年から始まる4年間の任期に向けて再び立候補する意向を表明している。

しかし、ワールドカップ大会期間中の振る舞いやワールドカップ関連事業株式売却案の発表を発端に世界各地のサッカー連盟が反発しており、特にUEFA(欧州サッカー)は辞任を要求するだけでなく、対立候補の擁立に動いていることが報じられていた。そして5日、JFA(日本サッカー協会)の田嶋幸三名誉会長が出馬する意向を表明。一部メディアでは、UEFAの後押しも決断の理由の1つと伝えられており、今後の動向に注目が集まっている。

そうした中で5日、FIFAガバナンス委員会の元委員長であるミゲル・マドゥロ氏は『The Athletic』に対し、インファンティーノ会長には4期目を目指す資格がないとし、スポーツ仲介裁判所(CAS)に意義を申し立てるべきだと主張している。

「FIFA規約第33条第2項には『何人も3期を超えて会長を務めることはできない』と明確に記されている。ジャンニ・インファンティーノ氏はこれまでに3回選出され、3期にわたってFIFA会長を務めてきた。したがって、同氏がさらに任期を務めることは、どう考えてもこの規定と整合しない状況だ」

この見解に対し、FIFAはインファンティーノ会長の最初の任期に関する新たな解釈を示した2022年のプレスリリースを参照するように回答したとのこと。そのリリースには、「FIFA理事会は、ガバナンス・監査・コンプライアンス委員会の見解に全会一致で同意した。すなわち、2016年から2019年までの期間は現FIFA会長の『任期』には算入されず、したがって同氏は現在、自身の最初の任期を終えようとしている段階である」と記されている。つまり、2027年からが3期目にあたると主張しているようだ。

なお『The Athletic』のマット・スレーター記者は、田嶋幸三名誉会長について「信頼できる候補がついに現れた」としつつも、「彼自身が『勝敗の問題ではない』と語っていることからもわかるように、勝利すれば非常に驚きだ。とはいえ、欧州、北中米、東南アジアで十分な票を集めれば、一部の人物を窮地に追い込むことは可能だ。その筆頭はインファンティーノ氏であり、AFCのシェイク・サルマン会長も含まれる」と分析している。

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