Everton(C)Getty Images

エヴァートンに再び衝撃…財務違反により追加処分で勝ち点2剥奪。降格圏と僅か2差に

エヴァートンが再び勝ち点剥奪の処分を受けることとなった。プレミアリーグが発表している。

昨年11月に独立委員会から「収益性と持続可能性に関する規則(PSR)」 の違反が指摘され、勝ち点10の減点処分が下されていたエヴァートン。その後、2月に上訴が認められて勝ち点6の減点に処分が軽減されていた。

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しかし、8日にリーグはエヴァートンが再びPSRへの違反で勝ち点2の減点処分を下すことに。この結果、エヴァートンの勝ち点は27に減って16位に転落。降格圏のルートン・タウンとの勝ち点差が2に迫ることとなっている。

今回の決定についてエヴァートン側も声明を発表。処分に対して抗議している。声明文は次の通り。

「2024年1月、エヴァートンはプレミアリーグから、2022-23年までの評価期間において許容される利益と持続可能性の基準値に違反しているとして告発された」

「この問題はプレミアリーグの委員会に付託され、同委員会は本日、エヴァートンに即時2ポイントの減点を科すと発表した。 これ以上の制裁は適切ではないというのがクラブの立場であったが、委員会が、二重処罰の概念、ウクライナ戦争によりクラブが直面している重大な緩和的状況、高いレベルの協力とクラブの違反の早期承認など、クラブが提起した問題の大半を評価されたことは喜ばしく思う」

「エヴァートンは、PSRに関連するすべての事柄についてリーグと協力することを約束するが、減点に関して異なるコミッションが一貫していないことを非常に懸念している」

「クラブは、このプロセスにおいて、ファン諮問委員会およびその他のファングループから提出された文書、そしてエヴァートニアンの皆さんの継続的な忍耐と絶え間ないサポートに感謝の意を表したい」

「クラブとその法定代理人は、委員会の決定に不服を申し立てる準備を始めている」

「現時点では、これ以上のコメントは差し控える」

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