伝統の一戦の名に恥じない熱い展開となった今季初のエル・クラシコ。10月28日のラ・リーガ第11節、バルセロナvsレアル・マドリーは、開始早々にギュンドアンの得点でバルセロナが先制するも、後半にベリンガムが強烈なシュートを叩き込み追いつくと、アディショナルタイムに再びベリンガムが押し込んで、アウェーチームの勝利に終わった。
今季からラ・リーガを放映するU-NEXTはラ・リーガと共同で、東京・歌舞伎町にあるTOHOシネマズ新宿でライブビューイングイベントを開催した。23時15分と夜遅いキックオフながら、無料招待された両チームのファン・サポーター約150名がイベントに参加した。
会場では、林陵平さんの解説、U-NEXT専属実況である桑原学さんが映画館ならではの大画面の横で実況解説を行った。また、タレントでレアル・マドリーのサポーターでもあるSHONOさんもゲストとしてイベントを盛り上げた。
改修中のカンプ・ノウに代わっての会場はエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス。キックオフ前から大画面にスタジアムの様子が投影され、応援歌『イムノ』が流れると、観客席向かって右側に陣取った紺とエンジのファンが歌い、場を盛り上げた。そして、92分のベリンガムの決勝点には、逆側に陣取った白いファンが大爆発し、会場は熱気に包まれた。
GOALハーフタイムと試合終了後には、林さんによるホワイトボードを使った解説が行われ、来場者が試合をさらに理解する一助となった。イベントの終盤には、ユニフォームやクラブ公式グッズ、公式試合球などの豪華な賞品が当たるプレゼント企画も実施。バルサファンにレアル・マドリーのグッズが当たるなどの場面もあったが、大いに盛り上がった。
イベント終了後には、来場者から「とても良いイベントだった。有料でも来たい。またやってほしい」という声も上がるなど好評のうちに終わったライブビューイング。今回は無料招待であり、深夜にまたがる時間だったため、主催者側としては当日来ない人がいたらと心配していたが、結果として素晴らしい出席率だったという。
生実況・解説という豪華な内容に加え、同じチームを応援するファンとともに、大画面と素晴らしい音響で臨場感あふれる体験が可能なライブ・ビューイング。主催者側は、今後の実施を前向きに考えているとのこと。次回、機会があればぜひ参加してみてほしい。