ポルトガル代表OBアドリエン・シウヴァ氏は、元チームメイトであるクリスティアーノ・ロナウドの代表引退について語った。
世界記録となる代表通算234試合に出場、通算146ゴールと歴史に残る活躍を見せてきたC・ロナウド。しかし9月~10月のインターナショナルウィークでは、ジョルジェ・ジェズス監督との衝突から代表合宿を早期離脱することに。その後、1740語に及ぶ“異例の声明”の中で「決断を尊重するが、約束を破られた時に自分の居場所はそこにはないと感じてしまう」と確執があることを明かしていた。そしてこの行動に関して、ポルトガルサッカー連盟から30日間と255ユーロの罰金処分を受けている。
そんな41歳FWだが、11月のインターナショナルウィークを前にした5日、自身のSNSで代表引退を発表。国際舞台から去る決断を下した。そして2013年~2018年まで代表でチームメイトだったアドリエン・シウヴァ氏は、『RMC Sports』で以下のように語っている。
「誰もが、彼にふさわしい盛大な見送りを想像していたと思う。しかし、人生には思い通りにいかないこともある。状況を変えてしまうような出来事が起こることもあるんだ」
「こんな形で終わってしまったことは少し悲しいけど、彼が国全体に残したもの、そして彼が関わったすべての世代に残したレガシーを消し去ることは絶対にできない。彼は私たちに、ここ数カ月の出来事など霞んでしまうほど、素晴らしい感動をたくさん与えてくれたんだからね」
アドリエン・シウヴァ氏はまた、EURO2016決勝戦のエピソードを明かしている。C・ロナウドは試合序盤に負傷交代を強いられたが、ベンチから監督さながらに熱い指示を送りチームメイトを鼓舞。延長戦の末にポルトガル代表が1-0で勝利し、初優勝を飾っている。
この試合で先発していたアドリエン・シウヴァ氏は、「あれは、彼の勝利への執念とメンタリティを物語っているよね。彼の情熱は常に200%のレベルで注がれていた。何としても、彼はあのタイトルを欲していたんだよ」と語った。
なお、C・ロナウドの代表引退メッセージの中にジェズス監督に向けた言葉はなし。『A Bola』によると、ジェズス監督には事前に引退の意思を伝えておらず、メンバー発表の直前に自ら引退を宣言したとも伝えられている。



