コンテ、不利な日程表に不満「狂気。インテルを困難に陥れるために作られたよう」

【欧州・海外サッカーニュース】インテル（セリエA）のアントニオ・コンテ監督は、セリエAの日程表がインテルを困難に陥れていると主張した。

インテルの指揮官アントニオ・コンテが、19日のローマ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じると不満を露わにした。

コンテ率いる2位インテルは19日、セリエA第34節で5位ローマと敵地オリンピコで対戦。15分にDFステファン・デ・フライのゴールで先制したが、前半アディショナルタイムに同点に追いつかれると、57分には逆転を許した。インテルは88分、MFヴィクター・モーゼスが獲得したPKをFWロメル・ルカクが沈めて土壇場でドローに持ち込んだ。しかし試合終了後、コンテは持論を展開。チームがローマ戦に中2日で試合に臨み、試合間隔が短かったことが不利に働いていると主張した。

「我々の日程は狂気の沙汰。我々を困難に陥れるために作られたようなカレンダーだ。常に対戦相手の方が、休養日が1日多い。こんなことが長く続けば、代償を払うことになる。奇妙であり異常なこと。試合時間はレーガ（セリエA）が決めているのか？日程を決定したとき、インテルの者はいなかったのだろうね。他のチームは5日間の休養があるのに、我々にとっては狂気のカレンダーだよ。だからこそローマへ来て素晴らしいチームと引き分けた選手たちを称えたい」

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続いてインテル指揮官は、CL圏外の5位ローマに14ポイント差をつけ、来シーズンのチャンピオンズリーグ（CL）出場を決めたことに安堵。「2位という順位はともかく、4試合を残してCL出場権を手にした。ローマもミランやナポリも我々と同じシーズン目標を設定していたはず。みんなは忘れているようだが、イタリアのカンピオナートは非常に競争力が高まったと考える」と述べた。

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