チェルシーがコール・パルマーの獲得でマンチェスター・シティと合意したようだ。『The Athletic』が伝えた。
昨夏と今冬に続き、今夏の移籍市場でも大型補強を続けるチェルシー。すでにイギリス史上最高額でモイセス・カイセドを獲得し、その他にもクリストファー・エンクンク、ロメオ・ラヴィア、ニコラス・ジャクソン、ロベルト・サンチェスら10選手を迎え入れた。
しかし、エンクンクやカーニー・チュクエメカら攻撃陣に負傷者が出る中、チェルシーは今夏の移籍市場でさらなる補強を目指している。そして、同クラブが白羽の矢を立てたのがパルマーだ。
マンチェスター・C下部組織出身のパルマーは、ここまでなかなか出場機会に恵まれず。それでも、今夏にリヤド・マフレズが退団する中、コミュニティ・シールドやUEFAスーパーカップで出番を得ると、その両方と重要な得点を挙げる活躍を残した。しかし、クラブがジェレミー・ドクを獲得したことで、U-21イングランド代表FWは今夏に新天地を求める可能性が浮上していた。
そして30日、『The Athletic』が伝えたところによると、チェルシーとマンチェスター・Cがパルマーの移籍で合意に達した模様。移籍金は4000万ポンド（約74億円）程度に上る見込みだ。また、今後24時間以内にメディカルチェックも完了すると予想されている。
さらに、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は「コール・パルマーはチェルシーへ、here we go！マンチェスター・シティと4000万ポンド＋500万ポンドのボーナス（総額約84億円）で基本合意に達した。メディカルチェックはすぐに予約される」と伝えている。