2年で1917億円以上投資も足りず？チェルシー指揮官、1月の補強を示唆「目標は…」

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、ライバルとの差を埋めるためにもさらなる補強を望んでいるようだ。

2022年5月にトッド・ベーリー会長とクリアレイクに買収されたチェルシー。それ以降選手獲得に10億ポンド（約1917億円）以上を費やしていると伝えられており、今夏の移籍市場でも2億1900万ポンド（約420億円）を投じた。過去4回中3度の移籍市場で、世界中どのクラブより選手獲得に資金を費やしている。

しかし、今夏からチームを指揮するマレスカ監督は、まだタイトルを争えるチームになっていないと考えているようだ。会見で、今季のプレミアリーグ優勝候補とされるマンチェスター・シティ、アーセナルと競争できる準備はできていないと語った。

「我々は素晴らしいチームだっと思っている。だが、マンチェスター・Cやアーセナルのような我々の先を行くクラブがあることは間違いない。このまま前進して改善を続ければ、ゆっくりとだが近づいていけることを願うよ。だが、現時点では彼らが他のチームよりも先を進んでいるのは明らかだ」

「私が言うその理由の1つは、一方のクラブが同じ監督の元で9年間（マンチェスター・Cは2016年にジョゼップ・グアルディオラ監督が就任）、もう一方が5年間（アーセナルは2019年12月にミケル・アルテタ監督が就任）やっているからだ。他のクラブは……短期間だね」

そして、さらに選手を補強する必要があるのかを問われ「今夏より後の移籍市場の目標は、やることを減らしてより具体的に動くことだ。これが1月と来夏の目標だね。うまくいけばそうなるだろう」とし、数人の補強が必要だと示唆している。