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デ・ゼルビがブライトン残留宣言?「私はブライトンに残りたい。私の選手やこの街、クラブ、ファンのことが大好きだ」

ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は、今夏以降も同クラブで指揮を執り続けたいと主張した。

2022年9月にチェルシーに引き抜かれたグレアム・ポッター監督の後任としてブライトンの指揮官に就任したデ・ゼルビ監督。以降、チームはプレミアリーグで大躍進して昨シーズンに6位フィニッシュを飾って、クラブ史上初のヨーロッパリーグ出場権獲得を成し遂げた。

今シーズンこそ、主力の流出や相次ぐ負傷者、ヨーロッパリーグ出場による過密日程に見舞われてここまで思うような戦いができず12位に沈む。それでも、デ・ゼルビ監督の手腕は高く評価されており、今夏に指揮官交代に踏み切るビッグクラブが関心を寄せるとしばしば報じられている。

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将来に関するさまざまな憶測が流れる中、デ・ゼルビ監督はイギリス『スカイスポーツ』で「我々は(オーナーの)トニー(ブルーム)と話をすることになる。私はブライトンに残りたいと思う。なぜなら、私の選手が大好きだ。この街が大好きだ。私のクラブと私のファンのことが大好きだ」と話し、続けて先日のファンフォーラムの中での発言を振り返った。

「ファンとのミーティングの中で、私が幸せを感じていれば、チームを変えるために私自身を連れていくことのできるクラブなんてないが、私は常にパッションを持ち続けたいという話をした」

また、デ・ゼルビ監督は今シーズン思うような戦いができなかった理由についても語っている。

「私は選手にあるすべてのポテンシャルやスカッド、プレースタイル、選手のクオリティとともに毎試合を戦いたい。しかし今シーズン、特にこの3カ月で我々はそのようにはできなかった。シーズンのスタートのスカッドは十分に競争力があったと思う。選手たちをローテーションできていれば、異なる状況でシーズンのとても重要な時期を迎えていただろう」

「パスカル・グロスやルイス・ダンク、ダニー・ウェルベック、ヤン・ポール・ファン・ヘッケ、ビリー・ギルモアのような一部の選手たちは、3カ月や4カ月の間、毎試合でプレーしていた。だから、完璧ではないコンディションで3月や4月を迎えるのは当然のことだ」

また、ヨーロッパカップ戦初出場など歴史的なシーズンを過ごした今シーズンの後、チームに必要なことについてもデ・ゼルビ監督は語っている。

「彼ら(首脳陣)は我々に必要なものが何であるかを知っていると思う。今シーズンから向上するために必要なものが何であるかを彼らは知っている。もちろん、我々がブライトンであることを忘れることはできない。我々はトップチームではないんだ。我々はブライトンで働くことが大好きだから、クラブのポリシーを受け入れないといけない」

「しかし、我々がより高いレベルで戦えるのなら、問題なく戦えなければならない。始まる前から白旗を上げるのは好きではない。モチベーションや野心を高く保たないといけない。そして、我々にできることが何であるのかがわかるだろう」

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