現地時間23日、イングランド・プレミアリーグは第9節が行われ、マンチェスター・シティは敵地でブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦した。
開幕戦で黒星を喫して以降、リーグでは無敗を続けているシティ。8試合を終えて3位シティと勝点2差の4位につけてるブライトンは厄介な相手だが、立ち上がりからシティが持ち味を発揮してブライトンゴールへと迫る。
最初の決定機は11分、速攻からギュンドアンのスルーパスをエリア内右で受けたジェズスが、上手くタイミングをずらしたシュートで飛び出したGKサンチェスを破るが、ゴールラインぎりぎりでカバーに入っていたダンクがオーバーヘッドでクリアする。
ピンチをしのいだブライトンだが、13分に失点。エリア内でボールを受けたフォーデンのシュートがDFに当たってゴール前でルーズボールとなり、GKサンチェスがキャッチに行くが、ジェズスとの競り合いでボールをこぼしてしまう。これをすかさずベルナルド・シウバがオーバーヘッドでつなぐと、呼応したギュンドアンが無人のゴールに流し込んでシティが先制する。
さらに19分にはロングパスを最前線で受けたフォーデンが頭で落とし、受けたグリーリッシュがDFラインの裏にスルーパス。抜け出したフォーデンが決定機を迎えるが、ここは勇気をもって飛び出したGKサンチェスがストップする。
しかし安堵したのも束の間、28分にはB・シウバのスルーパスに抜け出したグリーリッシュがGKとDFをひきつけてからラストパス。並走していたフォーデンが押し込み、一糸乱れぬ流麗な速攻でシティが追加点を挙げる。
続く31分、高い位置でボールを奪いショートカウンター。ジェズスのサイドチェンジをエリア内左で受けたグリーリッシュのシュートはGKサンチェスが足でブロックするが、こぼれ球をジェズスが押し込む。これがシュートコースにいたフォーデンをかすめてサンチェスを破り、シティが3-0とリードを広げた。
シティが3点をリードして迎えた後半、まずは1点を返したいブライトンが58分にモペイとバーンを下げてムウェプとランプティを投入。前半あまりボールに絡めなかったトロサールが積極的にシュートを放ち、そのプレーに引っ張られるようにしてブライトンがアグレッシブな攻守でシティを押し込む時間帯を作る。
しかし、GKエデルソンの好守もあり我慢の時間帯をしのいだシティは、75分にフェルナンジーニョ、77分にデ・ブライネを投入して試合を終わらせにかかる。
迎えた79分、トロサールのスルーパスをエリア内左で受けたムウェプに対し、飛び出したGKエデルソンが勢い余って倒してしまい、ブライトンにPKが与えられる。このPKを72分に投入されたマクアリスターが沈め、ブライトンがようやく1点を返す。
これでさらにホームのブライトンが勢いづく展開となるが、86分にジェズスを下げてマフレズを投入したシティはボールを回しながら時間を使う。ブライトンも諦めずに最後までプレスを掛けて追加点を奪いに行くが、アディショナルタイムには逆にゴール前でのミスからフォーデンのパスを受けたマフレズに4点目を奪われ試合終了。シティがリーグ2連勝を飾った。
■試合結果
ブライトン 1-4 マンチェスター･C
■得点者
ブライトン：マクアリスター（81分PK）
マンチェスター･C：ギュンドアン（13分）、フォーデン（28分、31分）、マフレズ（90+5分）
