ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督は、快勝した韓国代表戦後にチームを称賛した。
10日に行われた国際親善試合でブラジルは敵地で韓国と対戦。13分にエステヴァン・ウィリアンの得点で先制したブラジルは、41分にロドリゴが追加点。後半に入っても攻勢を続ける中、47分、49分とエステヴァンとロドリゴが再びネットを揺らし、77分にはヴィニシウス・ジュニオールがチーム5点目を挙げる。最後まで相手に反撃させなかったブラジルが5-0で韓国を下した。
6月にブラジルの指揮官に就任し、5試合目となった韓国戦で5-0の会心の勝利を手にしたアンチェロッティ監督は「完全なチームパフォーマンスだった。ボールの有無にかかわらず、我々はとても上手くプレーしたと思う。チームのコミットメントもとても良かったと思う。このコミットメントを持ってピッチに立ったとき、クオリティが際立つもので、実際にとても際立っていた。この試合では重要な個のクオリティも示していた」と試合を振り返った。
また、韓国相手に破壊力を見せつけたヴィニシウス、ロドリゴ、エステヴァン、そしてセンターフォワードでプレーしたマテウス・クーニャを加えた攻撃陣についてもアンチェロッティ監督は語っている。
「チームパフォーマンスにとても満足している。堅実な守備陣のいる強力な基盤があれば、前線の個のクオリティが輝きを放つものだ。チームはとても良いパフォーマンスを見せ、ロドリゴはとても良いプレーをしたし、エステヴァンも同様だ。チームの前線には多くのバラエティがあり、多くの攻撃面での解決策がある。今日はこれらの選手たちのこのクオリティを上手く活かすことができた」