ボーンマスは、ポルトからエヴァニルソンを獲得したことを発表した。
昨シーズンにプレミアリーグに復帰したボーンマスは、早々から残留争いから抜け出して12位フィニッシュ。アンドニ・イラオラ監督の下で躍動したチームの中で、輝きを放ったのがドミニク・ソランケだ。リーグ戦38試合すべてに出場した同選手は、チームトップとなる19ゴールをマークした。
この活躍を受け、ストライカーの獲得を望むクラブからの関心が届くと、トッテナムがプレミアリーグ開幕1週間前にソランケを獲得。エースを失ったボーンマスは、代役の確保に動いており、先日から昨シーズンにポルトで25ゴールを挙げたエヴァニルソンに関心を寄せ、獲得に近づくと伝えられていた。
そして16日、ボーンマスはエヴァニルソンを獲得したことを発表。両者は2030年までの6年契約を結んだと伝えられている。なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は3700万ユーロ（約60億円）に最大1000万ユーロ（約16億円）のボーナスが付帯し、クラブ史上最高額の移籍金になるようだ。
ボーンマスのCEOを務めるニール・ブレイク氏は「エヴァニルソンはとても人気のある選手で、クラブ最高額で獲得したことは我々の野心を示すものだ。昨シーズンに25ゴールを挙げたことにより、彼の経験が目標を成し遂げるために我々を助けてくれるものだと感じている」と期待を寄せた。
