ベティスのアントニーがレアル・マドリー戦出場可能になった。
高額な移籍金で加入したマンチェスター・ユナイテッドで期待に応えられなかったアントニー。指揮官交代を経ても出場機会に大きな変化のなかった同選手は、今冬の移籍市場でベティスに期限付きで加入した。
すると、アントニーは加入早々から得点に絡む活躍を見せ、公式戦6試合に出場して3ゴール2アシストとベティスの攻撃陣を牽引している。しかし、先週末の2-1で勝利したヘタフェ戦で同選手はイスコの先制点をアシストする活躍を残したが、後半アディショナルタイムに相手選手の後ろからスライディングをしてレッドカードを受けて退場した。
この結果、アントニーは1試合の出場停止を科されることに。しかし、このレッドカードを不服としたベティスがこの判定の取り消しを求めて異議申し立てを行っていた。そして26日、ベティスの訴えが認められ、出場停止処分は取り消しに。これにより、同選手は3月1日に行われるレアル・マドリーとの一戦に出場できることが決まった。
ベティスが公式『X』で公開した動画では、レアル・マドリー戦に出場できることを伝えられたアントニーが安堵の表情を見せ、スタッフやチームメイトと喜び合う様子が映し出されていた。
なお、ベティスは現在、リーグ戦2連勝中で7位に位置しており、来シーズンのヨーロッパカップ戦出場権争いの真っ只中だ。