現地時間30日、バイエルンとドルトムントによるドイツ・スーパーカップが行われた。
2010年から再開されたスーパーカップにおいて、10年間で7度目となるこのカード。互いに直近のリーグ戦で敗れているが、国内最大のライバル相手にタイトルの懸かった一戦で負けるわけにはいかない。
立ち上がりから攻勢に出たのはホームのバイエルン。10分、リュカ・エルナンデスからのロングフィードをペナルティーエリア右で受けたミュラーのクロスを、ファーサイドのキミッヒが頭で合わせる。しかし、これはGKヒッツの守備範囲。
18分には、CKを跳ね返しカウンター。左サイドのコマンが中央のミュラーに預けると、右サイドを抜けたレヴァンドフスキにボールが渡る。最後はゴール前への折り返しをトリッソが押し込み、バイエルンが先制する。
先制したバイエルンはセカンドボールを拾ってペースを握る。迎えた32分、トリッソのサイドチェンジを左サイドで受けたA・デイヴィスがアーリークロスを上げると、ファーサイドでパスラックに競り勝ったミュラーが頭で合わせ、バイエルンが追加点を挙げた。
2点ビハインドとなったドルトムントはなかなか決定機が作れずにいたが、39分に高い位置でボールを奪うと、ロイスからのダイレクトパスを受けたハーランドがエリア内右にラストパス。受けたブラントが落ち着いたトラップから豪快にネットを揺らし、ドルトムントが1点を返してハーフタイムを迎えた。
後半、1点を追うドルトムントが攻勢に出る。47分、左サイドでロングボールを収めたハーランドが中央のダフードに預け、ダフードが逆サイドに展開。エリア内右で受けたムニエが決定機を得るが、このシュートはゴール上へと打ち上げてしまう。
バイエルンは53分、コマンに代えてニャブリを投入する。しかし55分、ゴールを決めたのはドルトムント。高い位置でレヴァンドフスキからボールを奪い、ディレイニーのパスに抜け出したハーランドが得意の左足でGKノイアーを破ってドルトムントが同点に追いつく。
追いついたドルトムントは前からのプレッシングがハマり、バイエルンは思うようにビルドアップできない時間帯に。59分にはDFラインの裏に出したロイスのパスにハーランドが抜け出す。GKノイアーとの完全な1対1となるが、渾身のシュートはノイアーが右腕一本で跳ね返すビッグセーブ。さらにドルトムントは68分、ハーランドとムニエを下げてヘイニエルとシュルツを投入し、72分にはロイスを下げてレイナを投入する。
76分、パヴァールに代えてリチャーズを投入したバイエルンに対し、ドルトムントはブラントに代えてベリンガム、フンメルスに代えてピシュチェクを投入。互いに決め手を欠き、総力戦の様相を呈していく。
迎えた82分、高い位置でディレイニーからボールを奪ったキミッヒがレヴァンドフスキに預けると、ゴール前でリターンを受けてシュート。これはGKヒッツがブロックしたが、こぼれ球をキミッヒが倒れながらも残した足で押し込み、バイエルンがリードを奪う。
勝ち越したバイエルンはレヴァンドフスキとハビ・マルティネスを下げてザークツィーとムシアラを投入。再び追いかける展開となったドルトムントは反撃に出たいものの、バイエルンも投入された若手やミュラーが前からのプレスを続け、チャンスの芽を潰していく。
終盤はセットプレーでGKのヒッツも攻め上がったドルトムントだが、ハーランドが下がってからは決定機を作れず。逃げ切ったバイエルンがドイツ・スーパーカップを制し、UEFAスーパーカップに続く2つ目のタイトルを手にした。
■試合結果
バイエルン 3-2 ドルトムント
■得点者
バイエルン:トリッソ(18分)、ミュラー(32分)、キミッヒ(82分)
ドルトムント:ブラント(39分)、ハーランド(55分)
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