バルセロナがFWキリアン・エンバペ獲得の可能性を探るためにパリ・サンジェルマン（PSG）と交渉を行うという。フランス『レキップ』が報じた。
契約延長を頑なに拒み続けるエンバペを今夏に売却することを決断したとされるPSG。現在は獲得を望むクラブと交渉を行っている段階とされているが、バルセロナとも話し合いの場を持つという。
バルセロナは相変わらず財政難に苦しんでおり、今夏獲得したMFイルカイ・ギュンドアン、DFイニゴ・マルティネス、MFオリオル・ロメウの選手登録も完了していない状況と、エンバペ獲得は無謀のように思える。それでも所属選手たちの譲渡によって移籍金の引き下げるなど、獲得実現に向けて、可能な限りの可能性を模索するのかもしれない。
なおエンバペを市場に出したとされるPSGに対しては、バルセロナのほかマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、トッテナム、インテル、ミラも問い合わせを行なったとされ、さらにサウジアラビアのアル・ヒラルは移籍金3億ユーロの獲得オファーを提示したと報じられている。