女子最高の選手ボンマティがバルセロナと契約延長…新年俸は女子サッカー界最高額か

バルセロナが女子スペイン代表MFアイタナ・ボンマティと契約を2028年まで延長したことを発表した。

ボンマティは11歳からバルセロナでプレーし、トップチームで通算275試合に出場。5度のスペインリーグ優勝、3度のチャンピオンズリーグ制覇を経験し、スペイン代表でもFIFA女子ワールドカップ、UEFA女子ネーションズリーグでチームの優勝に大きく貢献した。個人としては、ワールドカップでMVPを獲得し、FIFAとUEFAの年間最優秀女子選手賞、バロンドールを受賞し、後にローレウス・スポーツウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞した史上初の女子サッカー選手となった。

バルセロナとの契約は今季終了までとなっており、チェルシーが獲得に興味を寄せていたが、16日にバルサとの契約を延長。報道によると、女子選手として史上最高の年俸となったことも伝えられている。

なお、女子サッカーの年俸は公開されていないが、情報筋によれば、ナショナル女子サッカーリーグ（NWSL）と女子スーパーリーグ（WSL）のトップ選手の年俸は40万～60万ユーロ（約6200万円～約9300万円）だという。アメリカとイングランド以外では、バルサとリヨンが多額の年俸を支払っており、ボンマティには女子サッカー界を凌ぐ年俸が支払われるようだ。