ウスマン・デンベレが初のバロンドール受賞！昨季PSGで覚醒し、4冠達成の立役者に

【欧州・海外サッカーニュース】パリ・サンジェルマンのウスマン・デンベレがバロンドールを受賞した。

パリ・サンジェルマンのフランス代表FWウスマン・デンベレが初めてバロンドールを受賞した。

デンベレは昨季の公式戦で49試合33ゴール15アシストと圧巻の数字を残し、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ優勝を含む4冠達成に大きく貢献。個人としてもリーグ・アン年間最優秀選手、得点王、チャンピオンズリーグ年間最優秀選手など、いくつかの個人賞も受賞していた。

そのため、2025年バロンドールの有力候補として、バルセロナのラミン・ヤマルやハフィーニャとの争いになるとみられていた。受賞したデンベレは「今起こったことが信じられない。言葉が出ない。PSGで過ごしたシーズンは信じられないほど素晴らしいものだった。ご覧の通り、少し緊張している。簡単なことじゃないんだ。このトロフィーを手に取り、ロナウジーニョに手渡してもらったことは特別なことだ。キャリアで成し遂げてきたすべてのことを誇りに思う」と述べ、パリ・サンジェルマンに感謝した。

「2023年に招聘してくれたPSG、会長、チーム、そして素晴らしい家族のようなクラブに感謝したい。PSGのスタッフ全員、ルイス・エンリケ、父、そして特にチームメイトに感謝したい。このチームは素晴らしかった。全力を尽くし、レベルアップしてこれらの総合的な賞を獲得することができた。そして、この個人賞はチーム全員に贈られるものだ。すべてのチームに感謝したい」

なお、デンベレはレンヌでトップチームデビューし、2016年にドルトムントへステップアップ。わずか1年でバルセロナへ加入し、1億500万ユーロという高額な移籍金が注目を集めた。しかし、6年間でその期待に見合う活躍を見せたのは刹那的で、2023年にパリ・サンジェルマンへ移籍。2024-25シーズンはルイス・エンリケ監督の下でセンターフォワードへコンバートされると、攻守ともにチームの柱となり、世界最高の選手として評価されるまでになっている。