昨シーズンのヨーロッパリーグ覇者アタランタは22日、トリノから24歳のイタリア代表DFラウル・ベッラノーヴァを完全移籍で獲得したことを発表した。
イタリアメディア『スカイスポーツ』によれば、アタランタは今夏、フラメンゴに所属するウェズレイの獲得を目指していたが、交渉がここ数日間で停滞して遅れが生じたことから、ターゲットを変更。インテルを退団したコロンビア代表FWフアン・クアドラードもリストアップしていたが、最終的に、2019-20シーズンにアタランタに半年間所属した経験を持つトリノのDFベッラノーヴァの再獲得を決めた。
アタランタと前所属先のトリノは22日、ベッラノーヴァの移籍をそれぞれの公式サイトで正式発表。移籍金は、ボーナスを含めて2500万ユーロ（約40億円）とされている。
新アタランタDFは、クラブ公式メディアのインタビューで移籍の喜びを語っている。
「ここへ戻ってきたことはうれしく、光栄に思う。このユニフォームに恥じないプレーをし、アタランタのために全力を尽くす準備はできている。僕を信頼してくれたペルカッシ家やトニ・ダミーコディレクター、（ジャン・ピエロ）ガスペリーニ監督に感謝したい。この恩返しをピッチですることを楽しみにしている。『常に汗水で濡らしたユニフォーム』というのが自分の好きなモットーだ。ピッチで示していきたいと思う。スタジアムで会おう。フォルツァ・アタランタ」
ベッラノーヴァは、ミランの下部組織出身の24歳。過去にインテルやカリアリなどでもプレーし、昨シーズンはトリノで主力として活躍したほか、EURO2024のイタリア代表メンバーにも招集されていた。