守備陣のケガ人続出に悩まされるアーセナルだが、次節にはオレクサンドル・ジンチェンコが復帰する見込みのようだ。
今季のプレミアリーグで首位を快走してきたアーセナル。しかし、先月16日に行われたヨーロッパリーグのスポルティングCPでウィリアム・サリバ、冨安健洋と守備陣の主力が負傷離脱に。さらに今月16日の第31節ウェストハム戦(2-2)ではジンチェンコもベンチ外となるなど、守備陣にケガ人が続出していた。
それでも、21日の次節サウサンプトン戦ではジンチェンコが帰ってくるようだ。『イブニング・スタンダード』によると、ウクライナ代表MFはリヴァプール戦で鼠径部を痛めたものの、サウサンプトン戦は問題なく出場できる見込みのようだ。
一方で離脱の続くサリバだが、同メディアは「アーセナルは早期の練習復帰を望んでいるが、マンチェスター・シティ戦は早すぎるようだ。シーズン終盤戦が現在の目標となっている」と指摘。26日の2位との直接対決は間に合わないという。なおミケル・アルテタ監督は先日、「順調に回復しており、数週間以内の復帰を期待している。様子を見るしかない」と語っていた。また冨安、モハメド・エルネニーは今季中の復帰はないと伝えている。
直近2試合は2点差を追いつかれてドローに終わり、2位マンチェスター・C（1試合未消化）との差が「4」まで縮まっているアーセナル。ジンチェンコの復帰は大きな後押しだが、サリバの離脱が続く場合は大きな痛手となりそうだ。