スポルティングCPのヴィクトル・ギェケレシュは、アーセナル移籍を熱望しているようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。
昨シーズンから在籍するスポルティングでゴールを量産し続けるギェケレシュ。特に今シーズンはハイペースで得点を重ねて、公式戦52試合で54得点13アシストを記録して、チームのリガ・ポルトガル連覇、タッサ・デ・ポルトガル制覇に貢献した。
この活躍を受けてギェケレシュに対してはビッグクラブからの関心が届いている。中でも、ストライカーの補強を目指すとされるアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドによる争奪戦が勃発しており、その動向には注目が集まっている。
昨年11月までスポルティングを指揮したルベン・アモリム監督率いるマンチェスター・Uはすでにスポルティングや選手の関係者と話し合いの場を持ったと伝えられていた。しかし、『ガーディアン』によると、同選手の代理人はプレミアリーグのクラブに対してギェケレシュに加入の希望がないことを通達したようだ。
ギェケレシュとしては、来シーズンもチャンピオンズリーグ（CL）でプレーするために出場権のないマンチェスター・Uではなく、今シーズンに準決勝進出を果たし、来シーズンも欧州最高峰の舞台に立つアーセナルを希望し、これが“夢の移籍”になると伝えられている。
ただし、現時点でアーセナルのミケル・アルテタ監督がギェケレシュをセンターフォワードの第一候補にしているかは不透明。同指揮官はRBライプツィヒのベンヤミン・シェシュコをより高く評価すると考えられている。