Takehiro-Tomiyasu(C)Getty Images

冨安健洋が明かす苦しかったアジア杯後の負傷離脱「すぐにプレーしたかった」…優勝へ「すべてを出し切りたい」

アーセナルDF冨安健洋は、アジアカップ後の負傷離脱を振り返り、復帰してチームのプレミアリーグ優勝争いに貢献できていることを喜んだ。

アーセナル3シーズン目を迎えた今シーズン、10月には移籍後初ゴールを決めてクラブ月間MVPに輝くなど活躍を見せていた冨安。しかし、日本代表として参加したアジアカップで負傷を抱え、約2カ月近く離脱を強いられた。それでも3月末の復帰以降はコンディションを上げ、直近のリーグ戦3試合連続で先発して現地でも称賛されるなど、首位を走るチームを支えている。

今季はここまで公式戦28試合に出場する冨安。しかし、アジアカップ後は本人にとって難しい時期だったようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』で明かした。

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「アジアカップ敗退の後、僕はプレーしたかった。だから負傷離脱は厳しかったです。他の代表チームの選手はすぐにプレーしていましたし、僕も大会後にすぐプレーしたかったんです。でも、仕方のないことでした」

「今はプレーできる状態ですし、シーズンで最も大切な時期です。ピッチに居られて嬉しい。チームを助けられることを願っています。チームのためにすべてを出し切りたい。この瞬間を楽しみたいです」

アーセナルは今季36試合消化時点で勝ち点83を稼ぎ、2位マンチェスター・シティ(1試合未消化)に1ポイント差をつけて首位に立っている。20年ぶりのプレミアリーグ制覇へ迫る中、冨安はチームのモチベーションを明かした。

「2人のセンターバック、ガビ(ガブリエウ・マガリャンイス)と(ウィリアム)サリバ、彼らはとても一貫性がありますし、ベン(ホワイト)も同じ。彼らのおかげでたくさんのクリーンシートを達成できました。僕もその守備陣の一員になりたいです。(次節)オールド・トラッフォードでもクリーンシートを目指したい」

「勝ち点3を獲得するのが難しいスタジアムなので、もちろん、簡単な試合にはなりません。でも、僕たちには自信がありますし、3ポイントを獲得するためにピッチに立ちます。もちろんタイトルを取れたら幸せです。僕たちはただタイトルだけを望んでいます。僕にとってこのタイトルレースに関われるチャンスがたくさんあったので、今これに関わることができて本当に嬉しい。目の前にチャンスがあるのなら、僕たちはそれを目指し、掴み取らないといけません」

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