アーセナルのミケル・アルテタ監督は、注目を集める15歳MFマックス・ダウマンについて言及した。
今夏のプレシーズンでトップチームに帯同し、大活躍を見せて大きな注目を集めるダウマン。8月のリーズ戦(5-0)では途中出場を果たし、15歳235日でのプレミアリーグデビューを飾っている。さらにアーセナルでは、ノニ・マドゥエケが2カ月近い離脱を強いられることに。こうした影響もあって、24日のカラバオカップ3回戦では初先発を期待する声も高まっている。
そんな中で会見に出席したアルテタ監督は、ダウマンを今後どのように成長させていくかを問われると、「彼の新しい状況や人生におけるあらゆる変化をしっかりと把握し、準備を整えていく」としつつ以下のように続けた。
「彼の時間配分や教育、家族と過ごす場所などを変える必要がある。食生活や睡眠パターン、トレーニング量も違うからね。情報量やプレッシャー、経験も全く違うため、多くの要素をコントロールしなければならない」
「異なるチームで多くの時間を過ごすことになる時、慎重かつ細心の注意を払う必要があるんだ。マックスをできるだけファーストチームへ定着させるためにバランスを見つけようとしているところだが、先日のU-21チームのように出場時間のバランスも重要なんだ」
ダウマンは21日のマンチェスター・シティ戦ではベンチからも外れ、U-21チームに帯同。ウォルヴァーハンプトン戦では74分間プレーし、ゴールも奪っている。今後の起用法には注目だ。