シュトゥットガルトに所属する日本代表MF遠藤航は順調に脳震盪から回復しており、カタール・ワールドカップ（W杯）出場にも支障がないようだ。クラブは14日、公式ツイッター上で伝えている。
シュトゥットガルトの主将を務める遠藤は8日のブンデスリーガ第14節ヘルタ・ベルリン戦（2-1）にスタートも77分、セットプレーの空中戦の際に相手選手の頭が頭部に激しく接触。そのままピッチに倒れ込み、担架でピッチを後に。ミヒャエル・ヴィマー暫定監督は試合後、「一時的に意識を失っていた」と明かし、「病院で検査したところ、重度の脳震盪の疑いがあるようだ」と話していた。
その後、W杯前最後となった12日のレヴァークーゼン戦は欠場を余儀なくされた遠藤だが、クラブは14日に「エンドウにゴーサイン！」とツイート。「VfBのキャプテンは脳震盪から順調に回復しており、本日再検査を受け、日本代表チームの下へ向かうことが可能と診断された」と綴ると、「カピターノ（主将）よ、良い旅を！」と送り出している。
なお、クラブは遠藤が試合に出場できる状態なのかについては言及していない。W杯直前の17日に予定されているカナダ代表との強化試合にも出場できるのだろうか。
