ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアは、ポルトガル代表戦前に「あこがれの選手」に勇気づけられたことを明かしている。
EURO2024で唯一の初出場国として注目を集めたジョージア。グループF初戦はトルコとの熱戦の末に1-3で敗れていたが、続くチェコ戦は1-1と引き分けに。そして迎えた最終節、ポルトガルとの大一番は開始2分でクヴァラツヘリアが先制点を奪うと、57分にはPKで追加点。2-0で大金星を挙げた。
これでグループF3位に滑り込み、同国史上初の決勝トーナメント進出を決めたジョージア。歴史的な快挙の立役者となったクヴァラツヘリアだが、試合前に幼少期のあこがれだったFWクリスティアーノ・ロナウドに声をかけられていたようだ。記者の取材に対して、以下のように語っている。
「試合前にロナウドと会ったんだ。彼は僕の成功を祈ってくれた。僕のところに来てくれるなんて、想像もしていなかったよ。本当に偉大な選手だし、素晴らしい人間だ。彼がピッチ内外で最高の人格者であることを示しているよね。僕は心からリスペクトしている。世界最高の選手の1人だよ」
「試合前に彼が話しかけてくれるなんて、もう信じられなかったよ。それが今日、自分たちを信じる助けになったんだ」
なおクヴァラツヘリアは試合後、自身のインスタグラムを更新。マン・オブ・ザ・マッチのトロフィーとともに、あこがれの選手のシャツを投稿している。