アトレティコ・マドリーは、アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの放出を“条件付き”で認めるようだ。
アトレティコで106試合出場49ゴール17アシストを記録し、エースとしてチームを牽引してきたフリアン・アルバレス。しかし、今夏の去就に大きな注目が集まっている。アルゼンチン代表として参加したFIFAワールドカップ2026の間にもカメラの前で移籍希望を公言すると、本人が希望する移籍先とされるバルセロナのジョアン・ラポルタ会長もオファーを提示した」や「獲得の主導権を握るのは私たち」などと公の場でコメント。また、アーセナルの関心も長らく伝えられている。
そうした中でアトレティコ側は、これまで断固として放出を認めない姿勢を見せており、契約解除金5億ユーロ(約920億円)満額の支払いを求めていることが伝えられてきた。しかし、現在は状況が変わったのかもしれない。
スペイン『ムンド・デポルティーボ』によると、アトレティコがフリアン・アルバレスのチーム内での立場がもはや維持不可能だと認識しており、放出を認める可能性があるという。しかし、バルセロナに対しては依然として拒否。アーセナルであれば交渉に応じる構えを見せているようだ。
移籍市場閉幕が迫る中、アトレティコは仮にフリアン・アルバレスを放出した場合、後任を探す時間はほとんど残されていない。そこでヴィクトル・ギェケレシュがキーマンになるとのこと。アーセナル所属のスウェーデン代表FWはディエゴ・シメオネ監督も評価しており、獲得を容認する存在である模様。こうした後継者の確保問題などもあり、アーセナルであれば放出を検討する可能性があると伝えられている。
しかし同メディアは、フリアン・アルバレス自身はアーセナル移籍に乗り気ではなく、依然としてバルセロナ移籍のみを望んでいると指摘。今回のアトレティコ側の動きは「フリアンの不満をさらに高める結果になった」と分析し、今後について「状況はもはや維持不可能で、悪化の一途をたどるばかり。今後は双方がどれだけ持ちこたえられるかが問われている」と伝えている。今後の動向に注目だ。

