リヴァプールのOBジェイミー・キャラガー氏は、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフを絶賛している。
今季就任したアルネ・スロット監督の下、守備的MFとして才能を開花させたフラーフェンベルフ。これまで公式戦32試合に出場し、プレミアリーグとチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ首位を走るチームの中心に。さらに6日には、リーグカップ準決勝トッテナム戦(4-0)で見事なパフォーマンスを見せ、決勝進出に大きく貢献している。
加入初年度の昨季はポジションを掴めなかったが、今季は大活躍を続けるオランダ代表MFについて、リヴァプールのレジェンドも手放しで褒め称えている。キャラガー氏は『スカイスポーツ』で、アーセナルのレジェンドの姿を重ねている。
「バイエルンが彼を放出したのは、システムが違ったからだ。（昨季）リヴァプールは4-3-3でプレーしており、彼はより攻撃的なMFとしてプレーしていたんだ」
「そして今季リヴァプールが彼をNo.6として試した時、完全には確信を持っていなかったと思う。より攻撃的な選手だったからね。私としては本当に興味をそそられたけど、実際にどう機能するかはわからなかったよ」
「それでも、今では彼が年間最優秀選手候補だとすら思うよ。あの長い脚で中盤を駆け抜ける姿は、パトリック・ヴィエラを彷彿とさせるね。本当に素晴らしいよ」
現役時代にアーセナルの主将として、史上初の無敗優勝を含む3度のプレミアリーグ制覇や4度のFAカップ優勝を達成し、フランス代表としてもワールドカップとEURO優勝を成し遂げたヴィエラ氏。対戦経験もあるキャラガー氏は、フラーフェンベルフはそんなレジェンドレベルの活躍だと称えている。