きっかけはFWリオネル・メッシのアルゼンチン代表引退。6日に行われたベナン代表戦を最後に引退したメッシには特注ユニフォームをはじめ、スタジアム内での豪華な演出やセレモニー、レジェンドたちからのねぎらいの言葉が送られた。
コメンテーターを務めるビジャ氏は番組『ラ・トリブ』にて、「メッシは消えることのない遺産を残した。それは代表チームでのゴール、アシスト、タイトルだけによるものではない」としつつ、「スペインサッカーやスポーツの黄金時代を築いた偉人たちを振り返ると、なぜスペインでは彼らにふさわしい見送りをすることができないのかと疑問に思う」と指摘した。
「例えば、(イケル)カシージャスはフランスで開催された欧州選手権で控え選手だった後、ひっそりと代表チームを去った。セルヒオ・ラモスはルイス・エンリケ監督の下で負傷により姿を消し、二度と戻ってこなかった。ソーシャルメディアで冷淡な声明を発表して、代表を去ったのだ」
「ラウールはルイス・アラゴネス監督の下でまたもや悲しいスポーツ人生の終わりを迎えた。ダビド・ビジャは2017年にイタリア戦でつま先立ちで別れを告げて復帰したが、その結末は理解しがたいものだった。2014年のブラジルワールドカップ後のフェルナンド・トーレスも同様だった」
また、話題はサッカー界にとどまらず、テニス界にも及んだ。ビジャ氏は、「サッカー界だけでなく、史上最高のスペイン人アスリートであるラファエル・ナダルは、スペインよりもパリで盛大な追悼を受けた」と指摘した。
「スポーツは現在に関わるものであり、難しい決断を下すことが最も苦痛なことであることは誰も否定しないが、だからといって、過去の功績を尊重することを妨げるものではない」
「願わくば、そう遠くない将来、アルゼンチンでメッシがそうであったように、スペインの伝説の物語を語り継ぐことができるようになることを期待している。彼の功績を尊重しながら」

