2023年夏にアルビレックス新潟からシント=トロイデンに加入した伊藤涼太郎は加入直後から主力の1人として活躍すると、昨季は公式戦37試合で10ゴール7アシストと欧州キャリアハイのシーズンを送っていた。しかしシーズン終了後に契約満了をもってシント=トロイデンを退団するとフリーの状況が続いていた。去就に注目が集まっていたなか、バジャドリードが1年契約を締結した。
伊藤はクラブ加入を受けて「歴史を感じることができた」としつつ、「スペインに来たかったんです。レアル・バリャドリードの歴史を知ったとき、ここは大きなクラブだと分かり、入団したいと思った」と加入の経緯を明かした。クラブ公式サイトが伝えた。
この日はスポーツディレクターのビクトル・オルタ氏も同席したなか、「ビクトルと話したとき、彼は僕への信頼を伝えてくれました。ここに来るという決断をして良かったと思っています。他のクラブからも興味を持たれていましたが、レアル・バリャドリードに来て成功すると約束しました」と伊藤は語った。
オルタ氏も「月曜日に連絡を取ってから、週末にはもうここに来てくれていたので、彼には感謝したい。彼はキャリアの重要な局面で我々を選んでくれた。土壇場でトップレベルのクラブからオファーがあったが、彼は約束を守ってくれた」としつつ、「彼の活躍によって、我々も同じようなインパクトを与えられると確信している」と期待した。
一方で、伊藤は「スペインで成功するのは難しい。レベルが非常に高いからです」と気を引き締めている。「2部リーグでプレーしながらも、そのポテンシャルを発揮できなかった重要な日本人選手もいる。だから、全力を尽くさなければならない」としつつ、「足首に問題はないけど、コンディションを整えるには少し時間が必要だと思う。クラブのスタッフが僕の状態を注意深く見守ってくれているし、僕にできることは全力を尽くすことだけだ。忍耐が必要だが、レアル・バリャドリードに貢献したいという気持ちは強い」とした。
それでも適応には自信を持っており、アシスタントコーチ兼日本語通訳のシシ氏について「彼らには本当に助けられました。みんなとても親切で、適応はとても簡単でした」と語った。
「チームに加わり、プレーし、レアル・バリャドリードのラ・リーガ昇格に貢献することが、私の最初で唯一の目標です。食事もおいしいし、クラブの人たちはとても親切だし、成長するには最高の街だ」



