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sano kaishu(C)Getty Images

兄弟ボランチで先発の佐野海舟「お互いがライバル」日本代表でのさらなる連係強化を誓う「まだまだこれから」

MF佐野海舟(マインツ/ブンデスリーガ)は3つ年下の弟MF佐野航大(PSV/エールディビジ)とともにボランチで先発出場。2025年6月のインドネシア代表戦以来となる共演で、「一緒に出るからにはチームに貢献できるようにと、コミュニケーションを取ってやっていた」とサムライブルーの中盤を任された。

同ポジションでコンビを組むのは「初めて」と明かしたなか、互いを補完し合うようにしてプレーした。兄がボールを奪い、弟が前進させる。「言葉はなくとも分かり合える部分はある」と、あうんの呼吸ウルグアイに立ち向かった。

ともに鳥取県の強豪の米子北高出身で、卒業後は兄弟そろってプロの道へ進み、順調にステップアップ。今夏に北中米で開催されたFIFAワールドカップ2026のブラジル代表戦で佐野海がゴールしたときには、「あまり言葉にできない感じでした。ああいう舞台でお兄ちゃんが決めることは普通ではないし、そういった意味ではすごいこと」と弟も誇らしかったという。

佐野海は「あまり兄弟というか、一人のサッカー選手としてお互いに刺激し合っていた。サッカーの話もしますし、仲はいいと思う。お互いがお互いをライバルじゃないですけど、そういうふうに思いあって成長してこられた」とここまでの歩みを振り返り、初の同時先発に笑みを浮かべた。

日本は先制するも、前半のうちに追いつかれた。相手に押し込まれる場面ではなかなか局面を打開できずに苦しみ、ショートカウンターを受けた。佐野航は兄との共闘について「そんなに考える余裕なかったです。自分は自分のやるべきことをやろうとしていた」となかなか本領を発揮できず、ハーフタイムで交代となった。佐野海も「相手が球際にしっかりと来ていたので、もう少しセカンドボールを拾って、落ち着いた時間を作れたら良かった」と語るように、兄弟コンビは成長過程にいる。

試合は同点のまま後半アディショナルタイムに突入したが、日本が土壇場で2ゴールを奪って地力を発揮。3-1で勝利を収めた。

佐野海は「勝ちながら課題を修正できるのが一番」としつつ、「二人ともまだまだこれから」と兄弟コンビのさらなる連係強化を誓った。

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