現在15歳のJJ・ガブリエルは昨シーズン、プレミアリーグのU-18年間最優秀選手賞を受賞しただけでなく、マンチェスター・ユナイテッドのU-18年間最優秀選手にも選ばれた。先月、アトレティコ・マドリーとのプレシーズンマッチでユナイテッドのトップチームデビューを果たし、先週のUEFAユースリーグデビュー戦ではハットトリックを達成するなど、公式戦の出場も間もなくと考えられていた。
しかしプロ契約を結べる16歳となる10月6日の誕生日を直前に、突如クラブへ退団の意思を通達。クラブ幹部は説得に動いているようだが、同選手にはレアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン、バルセロナといった強豪クラブが獲得に興味を示しているという。
息子のカイが下部組織でともにJJ・ガブリエルとプレーしていたというOBのウェイン・ルーニー氏は「私はJJの成長を見てきた」とした上で、同じく若手時代から注目を集めてきた自身の経験を『Stick To Football』語った。
「公平を期すために言えば、マンチェスター・ユナイテッドは彼をクラブに留めておくために、ありとあらゆることを、本当にあらゆることをした」
「クラブは彼を他の選手とは違う扱いをしてきたんだろう。なぜなら彼は特別な選手だからだ。私もエヴァ―トンにいた頃、まさにそういう選手だったから、そのことはよく分かる。私もエヴァ―トンで同じような扱いを受けていた」
「クラブとしては、優秀な選手を引き留めるためにそうする必要がある」
「彼は一流選手だし、素敵な子なので、本当に残念だ。事態が行き過ぎたのか、それとも彼が残留できる可能性があるのかは、決して分からない」
ルーニー氏は2002年に16歳360日でエヴァートンの選手としてプレミアリーグ最年少得点記録を樹立した。現在その記録は、今年3月にエヴァートン戦でゴールを決めたアーセナルのマックス・ダウマンが16歳73日で更新している。
2004年にエヴァ―トンからマンチェスター・Uにわたって一時代を築いたルーニー氏は、「彼の能力、バランス感覚、そして年齢を重ねてもゴールを決められることを証明してきた。次のステップはトップチームでのプレーだが、そこは全く違う。実際にその舞台に立ってみるまで、どうなるかは分からないものだ」としつつ、「しかし彼は非常に特別な才能の持ち主で、ゲームを本当によく理解している。今シーズン中にトップチームでデビューを果たしていたはずだと思っていたから、その点が残念だ」と、古巣の神童についてコメントした。



