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sugawara(C)Getty Images

イタリア移籍の菅原由勢、『キャプテン翼』のすさまじい人気に驚き「そんなに詳しく知っているとは…」

菅原由勢は昨季、サウサンプトンからブレーメンへレンタル移籍。北中米で開催されたFIFAワールドカップでもメンバーに選ばれ、全4試合に出場した。今夏には所属元のサウサンプトンに復帰したが、出番をつかめず。カリアリが買い取りオプション付きのレンタルで獲得したなか、ここまでは登録の問題もあって試合には出場していない。

クラブの公式インタビューに登場した菅原はカリアリのあるイタリアのサルデーニャ島について「少し知っていました。歴史、景色、ビーチ、そして食事も含めて、本当に素晴らしい場所だと聞いていました」とした上で、移籍の喜びを語った。

「カリアリはまさにこの島のシンボルです。人々は心から熱心にチームを応援しています。間違いなく、サルデーニャのナショナルチームのような存在です」

「毎日太陽が見られて、本当に天気が良い日が多いです。それにチームメイト、スタッフ、ファンのみんなが、僕に対してとても礼儀正しく、ポジティブで親切に接してくれます。ここに来られて本当に幸せです」

その上で菅原は自身のプレースタイルについても説明。右サイドバックを主戦場とする日本代表戦士が続ける。

「僕は攻撃的な特徴を持つ選手ですが、それだけではありません。ボールを持ったときに自信がありますし、ビルドアップの局面でも貢献できると思っています。中央でもサイドでもプレーできますが、具体的なポジションにはこだわりません。攻撃に参加するのが本当に好きで、それが僕の強みの一つです。ただ、それ以上に重要なのは、クロスやラストパスといった自分のクオリティでチームを助けることです。また、チームのために戦うことも大好きです。試合にも、ゲームの中で非常に重要となるデュエル(対人)にも、常に勝ちたいと思っています。理想的な役割は右サイドバックだと思います。攻撃と守備の両方に参加できるからです。プレーに関わり、チームのためにハードに走るのが好きなんです」

一方で、「僕は完璧な選手ではないので、改善すべき点はたくさんあります。もっと強い選手になりたければ、これからも必死にハードワークを続けなければなりません。セリエAは他のリーグに比べて、特に守備面において戦術的な要素が重視されます。ですから、チームの役に立てるよう、自分のプレーの特定のエリアを磨いていく必要があります」とさらなるレベルアップも目指す。

これまでオランダとイングランド、ドイツでもプレーし、イタリアが4カ国目となる。すでにイタリア語の勉強にも取り組んでいるという。イタリアでは、EU外選手枠が2つとなっており、その一人である責任感も抱いている。

「ヨーロッパ以外からセリエAにやってくるのは簡単なことではありません。カリアリが僕を信頼し、2つしかない貴重な枠(EU外選手枠)の1つを僕のために使ってくれたことに、心から感謝しています。会長、監督、スポーツディレクター、そしてクラブのすべての人に本当に感謝しています。現在、セリエAでプレーしている日本人は僕一人です。この話が出たときは知らなくて、他にも誰かいるだろうと思っていたのですが、いざ来てみたら、現時点でセリエA唯一の日本人選手でした」

「だからこそ、僕はすべてを捧げ、イタリアの地に重要な足跡を残せるよう全力を尽くさなければならないと思っています。もし僕が悪いプレーをすれば、『日本人は通用しない』と思われてしまうかもしれません。でも、逆に僕が活躍すれば、日本人のクオリティをより多くの人に理解してもらえるはずです。そうすれば、数年前のように、イタリアでプレーする日本人選手がまた増えるかもしれません。僕はただ、日々のトレーニングや毎試合で全力を尽くし、良いパフォーマンスを見せたいだけです」

なお、カリアリに来て驚いたことは、日本のサッカー漫画『キャプテン翼』の人気度だったという。イタリアでへ『Holly e Benji』として親しまれるこの漫画について菅原は「子どもの頃、一番有名なサッカーアニメだったので、よく見たり読んだりしていました。でも正直なところ、イタリアやヨーロッパでもこれほど有名だとは知りませんでした」としつつ、「チームに入ってすぐに『キャプテン翼』について聞かれたんです。そんなに詳しく知っているとは思わなかったので不意を突かれましたが、新しいクラブのスタッフがアニメであれ、食事であれ、文化であれ、日本のことについて話しかけてくれるのは、いつだってとてもうれしいことです」と笑みを見せた。

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